北アルプスなど高山は紅葉が見頃のようですが、関東地方は紅葉にはまだ早く、何となく中途半端。でも、どんな季節でも山は様々な表情を見せてくれます。この連休は初日の7日だけが天気が良く、だんだん雨模様という天気予報。7日にお出掛けする人が集中しそうで渋滞が心配でしたが、『早く出発して早く帰ろう。』と山登りを決行することにしました。行先は大月のお坊山。以前笹子雁ガ腹摺山から米沢山を経てお坊山に登ったことがありました。狭いピークですが、南アルプスや八ヶ岳の展望が素晴らしく、とても印象に残っている山でした。今回は南東の方から大鹿峠を経て登ってみようと言うことになりました。
おやつを食べて大鹿山経由で下山します
トラバース道です
この辺りでルートを見失ってしまいました
南アルプス
沢で一休み
沢を渡ります
車に到着 お疲れ~
桜公園への道路に出ました
もう一度沢を渡ります
オッ立です
オッ立で記念撮影
オッ立に到着
風が冷たいのでちょっと休んで東峰に向かうことにしました
大鹿峠に到着 少し休んでお坊山へ向かいます
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【おしまい】(^^)/

 また通り過ぎてしまうと行けないので、そのまま尾根道を歩いて行きました。やがてかなり急な直登となり、『今日最後の登りだ。』と踏ん張って歩き。オッ立の頂上に出ました。ここは展望も無く風が強いので「もしかしたら下の曲沢峠にはベンチがあるかも。そこでご飯にしよう。」と記念撮影をして下りました。すぐ下が曲沢峠でした。曲沢峠にはベンチは有りませんでしたが、座るのにちょうどよい倒木がありました。「ちょっと待って。ここは前に曲沢を登った時に来たよね?」見覚えのある光景にハイジは思い出しました。その時は、北西の景徳院に下りましたが、きょうは逆方向、南東に下ります。この辺りは実に様々なルートがあってゴチャゴチャになってしまいそう。ここでいつもの通り、おにぎりやパンやミニどら焼きやポテトスナックを食べて下山開始となりました。
なつかしい曲沢峠
お昼ご飯です
曲沢峠は色々なルートの分岐地点です
桜公園に下ります
曲沢峠に下ります
曲沢峠に到着
曲沢峠は2回目です
滝子山への分岐
順調に下って行きます
沢で一休み
滝子山への難路の分岐
人少なし
稜線ではなく巻き道を歩いて大鹿峠に到着
登りの時には通らなかった鉄塔の脇を通過
ここも風が強く展望も座る場所も無いので、曲沢峠で昼食を取ることにしました
 大鹿峠へは登って来た道を下るつもりでしたが、登りの時にルートを見失なってしまった所でやはりルートを見失ってしまいました。適当にどんどん下って行くと、登りの時には通らなかった鉄塔が現れました。その脇を行くとピークを巻く道に出たので、そのままその道を歩いて行くとひょっこり大鹿峠に出ました。図らずも、登った時の急な痩せ尾根の巻き道を下って来たのでした。ここでプチ休憩。「サクサクパンダクッキー」を食べ出発。すぐ目の前に 急な痩せ尾根があり、どんな小さなピークも踏みたいハイジとしてはそこを登りたかったのですが、おんじは右側の安易な巻き道を選んだので、『ま、新しい靴で足も痛いし・・・』とそれに従うことにしました。最初のピークを巻き次のピークも巻きました。巻き道といえども結構登っているので『これなら、ピークを登っても同じなのにな。ピーク登った方がいいのにな。』と思っていた矢先、おんじが「大鹿山は巻き道を歩いているうちに通り過ぎてしまったかもしれない。」と言い出しました。「え~!」だから、巻かないで尾根を歩けば良かったんだ・・・そこで、尾根に上がって少し歩くと案の定、道標があり、右に矢印で「大鹿山→」とあり、やはり通り過ぎてしまったことが分かりました。残念無念。大鹿山の頂上でお昼ご飯を食べようと思っていたのに・・・しかし、この先にもう一つオッ立というピークがあると言うことなので、お昼はそこで食べることにしました。
お坊山の眺めは最高
 大鹿峠からは本格的な登りになりました。途中急な登りの所で枯葉に埋まってルートが良く分からない箇所がありましたが、上に登って行けばよいので、適当にズンズン登って行きました。間もなく稜線に出ました。左に行けば東峰、右に行けばお坊山です。そこからお坊山頂上へはひと踏ん張りでした。9:20お坊山頂上(1,421m)に到着しました。。予想よりずい分早い登頂でした。狭い頂上ですが、北岳、農鳥岳。甲斐駒ヶ岳などの南アルプスや八ヶ岳の展望がバッチリです。ここも風が強いので記念撮影をして、もうひとつのピーク東峰に向かいました。東峰は、木々に囲まれ展望は有りません、ここも記念撮影をして早々に大鹿峠に戻ることにしました。まだ時間が早いので、登って来た道を下るのではなく、大鹿峠から大鹿山を越えて滝子山方面に向かい、ぐるっと周回して下山しようということになりました。昼食は大鹿山頂上で取ることにしました。
富士山
お坊山は2回目です
お坊山からの眺め
 ところで、前回の雁坂峠でハイジの靴底がベロベロに剥がれてしまったので、おんじがハイジの誕生日に新しい靴をプレゼントしてくれました。今回新しい靴での初登山です。ハイジの足は極端な甲高段広なのでなかなか合う靴が無く、これまでさんざん靴擦れや当たって痛い思いをしてきました。足のサイズは23.5なのに幅が窮屈なため、25.5までサイズを上げました。やや緩めですが、幅と甲はクリアできました。しかし今までの靴より足首の所が高く、それが当たってとても痛いのを我慢しての登山となりました。でも足の痛みには慣れているので『足首の痛みのせいで膝の痛みが気にならずかえって良い。』位に思って歩いていました。しかし下山して翌日から思ったよりダメージが大きく足首の上がとてもが痛くなってしまいました。また、左足の内側の金具がなぜか飛び出していて右足に引っ掛かるのも気になります。次回から何か対策を講じなくてはと思います。前の靴より重いのか、自分で思うほど足が上がっていないようで、下りではちょっとした岩や根っこにけつまずき1回前につんのめって転んでしまいました。とっさに手をついたので顔面は大丈夫でしたが、おでこを軽く打って瘤ができてしまいました。今回の靴も慣れるまで苦戦しそうです。
ベンチがありました
トラバース道を進みます
大鹿峠の登り口
桜公園内空地に駐車
滝子山と大鹿峠との分岐
ゲートを越えます
大鹿峠で
お坊山頂上で
初秋の大月、連休なのに静か
大鹿峠~お坊山~オッ立~曲沢峠
南アルプスの眺めが素晴らしいです
八ヶ岳
コース&タイム 2023年10月7日(土)晴れ

4:04家出発→6:05桜自然公園奥の空地に駐車 朝食・準備→6:37出発→6:49滝子山への分岐→6:54ゲート→7:06大鹿峠登り口→
8:16~24大鹿峠→9:11東峰への分岐→9:20~26お坊山(1,421m)→9;36東峰→10:14~25大鹿峠→巻き道を行く→大鹿山通過してしまう→10:55道標→11:14~19オッ立(1.301m)11:25~43曲沢峠 昼食→12:09滝子山への分岐→12:20沢でプチ休憩→12:55道路 滝子山と大鹿峠への分岐→13:05車着→13:37出発→15:17家到着
巻き道を歩くうちに大鹿山をスルーしてしまいました
大鹿山は諦めてオッ立に向かいます
今度は通り過ぎないように稜線上を歩くことにしました
 別ルートでお坊山へ
 下りはさほど急な所は無く順調に下って行きました。途中、滝子山への分岐地点を通りました。滝子山へは1時間半くらいなので行けないこともなかったのですが、確実に時間が遅くなってしまうので今回はおとなしくそのまま下って行きました。これまで誰にも会いませんでしたが、下りで後ろから下って来た人1名、登って来た人1名とすれ違いました。連休初日で天気も良いので、山はもっと混んでいるかと思いましたが、とても空いていて静かな山歩きを楽しむことができました。この辺りは、まだまだ紅葉には早いので、きっとみんなもっと高い山に紅葉を見に行ってしまったのでしょう。順調に早い時間に車に着いたので、帰りは渋滞のも合わず家に帰れました。めでたし。めでたし。次回は紅葉が楽しめるでしょうか。どこに行こうかな?
残念!大鹿山
大鹿峠へ下ります
東峰到着 ここは展望は有りません
らくらく大鹿峠
 前夜はペーターは9時前には寝てしまい「良かった!」と思っていましたが、その後1時頃から何回もトイレに行き、おんじはあまり眠れなかったようです。3時20分頃、みんなで起き出し4時4分に家出発。大月インターを降りてナビに従って行ったらなぜか逆方向に行ってしまい「おかしい!」と思いナビに入力し直して正しい方向に行くというアクシデントがあり、予定より若干遅く6時頃桜自然公園に到着。ところが、公園入り口に、以前滝子山に登る時には無かったフェンスができていて扉が閉まっており、「有害動物が出ないように必ず扉を閉めてください。」という看板があります。車を降りて扉を開け、中に入りまた扉を閉め、公園の奥へと入って行きました。近頃、熊や猪が民家に侵入したという話をよく聞きますがこの辺りもその被害があるようです。公園の中を、これ以上は道が凸凹すぎて、車が溝にはまったら大変!という所まで進み、空地に駐車しました。車内で朝食を食べ、準備をして6時37分に出発しました。思ったほど寒くはありませんが、ハイジとペーターは3枚着て、途中で暑くなったら1枚脱ぐことにしました。少し歩くとゲートがあり、そこを越えて間もなく、右に滝子山への分岐がありました。私達はさらに林道を進んで行きました。やがて、大鹿峠への登り口に着きました。この辺りは様々なバリエーションルートがあり、おんじはそちらに行きたかったようですが、今回は渋滞回避のため早目に下山をする予定だったので、無難な道を歩くことにしました。とてもなだらかなジグザグやトラバース道です。途中にも幾つかのバリエーションルートがあり、おんじは、まだそっちに未練を残しているようでしたが、今日はやる気満々のペーターがズンズン先に行ってしまったので、このまま登りやすい道を行くことにしました。峠に至るには大抵最後に急な登りが待ち構えているものですが、それも無く、あっさり大鹿峠に出ました。この日は天気は良いですが、風が強く、場所によっては風がピューピュー吹いて3枚着ていても寒いくらいでした。大鹿峠にも風が吹き付けていました。「チョコパイの実」を食べてお坊山へと急な痩せ尾根を登って行きました。
南アルプス
東峰で
オッ立山で
お坊山へは右に進みます
お坊山到着
なだらかなトラバース道が続きます
急登の後、稜線に出ました
新しいハイジの靴は?
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